山田さんに功労賞 日本テニス協会

日本テニス界の普及発展に貢献した人に贈られる日本テニス協会功労賞に、県テニス協会理事の山田守さん(65)=和歌山県和歌山市園部=が選ばれた。

山田さんは近畿大学硬式テニス部に所属。1974年の関西学生室内選手権大会でダブルス優勝、75年の県選抜室内選手権大会ではシングルス、ダブルス両方で優勝。その後も県の選手権で優勝し、県代表として国体に6回出場した。

79年に県内最初の民間クラブとなる㈲和歌山ウインブルドンテニスクラブを設立。現在は㈱ヤマダテニス企画としてテニススクールの運営、トーナメントの開催やテニス用品の開発・販売を行っている。

県テニス協会理事としてジュニア大会委員長や普及推進委員長を担い、選手の発掘や育成に取り組んでいることや、県内初のクラブとして長年にわたりテニスの認知度向上、愛好家の拡大、ジュニア選手の育成などにも大きく寄与したことが評価された。

受賞について、山田さんは「名誉ある賞をもらえてありがたいこと。ことしは会社も創業40年で、節目の年に良いことだと思う」と喜びを語った。

表彰を受ける山田さん㊧

表彰を受ける山田さん㊧