新たに4人の感染確認 県内累計272人に
和歌山県は25日までに新たに4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。これで県内の累計感染者数は272人となった。17人が入院中。
24日には2人の感染を発表。1人は御坊保健所管内の30代の男性会社員で、クラスター(感染者集団)に認定されているスナックの利用者。10日に来店し17日に37・5度の発熱、せき、頭痛、全身倦怠感がみられた。
18日に解熱したことから19日から22日まで勤務。23日に濃厚接触者として検体を採取し陽性が判明。24日に入院し現在は無症状だという。同店のクラスターは9人(県外は除く)となった。
もう1人は大阪府在住の40代男性会社員で、会社からPCR検査を受けるよう勧められ23日に県内の医療機関を受診し検査で陽性が分かった。
25日に感染が発表された2人はともに御坊保健所管内の30代会社員男性と同居家族の乳児。
30代男性は24日に感染が発表された30代男性の同僚。23日に鼻汁、咽頭痛が出て、24日に濃厚接触者として検査を行ったところ陽性が判明した。現在は医療機関に入院しており、病状は安定しているという。24日に感染が発表された男性とは、今月13、15日に自動車で一緒に移動していたという。
乳児は23日からせきがあり、24日には鼻汁、鼻閉も出た。同日に濃厚接触者として検査を受けたところ陽性が判明。病状は安定しているという。