昭和の名曲堪能 ぶらくり丁で歌謡ステージ

昭和を彩った名曲を届ける「ぶらくり歌謡ステージ」が25日、和歌山県和歌山市本町のフォルテワジマ4階ホールで開かれ、地元ゆかりの歌手らが懐かしのメロディーで観客を魅了した。

約150人が来場。紀の国わかやま文化祭開催1年前のプレイベントの一環として、歌の力でまちを盛り上げようと取り組む和歌山ブルース歌碑プロジェクトが主催した。

一般を対象にしたカラオケのステージでは、和歌山ゆかり歌、昭和歌謡の2部門を設け、それぞれ20人が出演。ゲストの舞台では和歌山ゆかりの有田てる美さん、桜本浩章さん、橋度順子さん、宮本静さん、夕海Yoo(ゆうみゆう)さん、羅布陽介さんが昭和の名曲やオリジナル曲を披露した。

エンディングは6人の出演者と来場者全員で、ぶらくり丁の情景が歌詞に登場し、古都清乃さんが歌ってヒットした「わかやまブルース」を歌って締めくくった。

来年10月31日には同所で、紀の国わかやま文化祭の地域文化発信事業の一環で「ぶらくり歌謡音楽祭」を開催。古都さんの他、三田明さん、橋幸夫さんの3人を「レジェンド歌手」としてゲストに迎えたステージを予定している。

同プロジェクトの川﨑博史代表は「来年に向けてのスタート。準備を重ね、皆さんに素晴らしいステージをお届けできれば」と話していた。

観客と「和歌山ブルース」を歌う地元歌手

観客と「和歌山ブルース」を歌う地元歌手