首相に総合経済対策の提言 衆院総務委員長など全力で

9月25日、第14回公明党全国大会が東京都内で開かれ、公明党代表に山口那津男代表が再任され、2年後の結党60年を目指し、新たな出発をいたしました。席上、山口代表は、公明党の前身である公明政治連盟の第1回全国大会で党創立者が立党精神の淵源となる「大衆とともに」の指針を示されてから今月で60年であり、「立党精神に込められた思いは『庶民の声を代弁する政党、政治家はいないのか』という〝衆望〟にほかならない。衆望に応えていく闘いこそ公明党議員の不変の使命だ」と力強く訴えられました。
その全国大会で私は、中央規律委員会委員長、9月29日の公明党中央幹事会で文部科学部会顧問、10月3日に召集されました第210臨時国会の本会議にて「総務委員長」の大役をそれぞれ新たに拝命いたしました。全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
10月14日夕刻、公明党政務調査会幹部で、首相官邸に岸田文雄首相を訪ね、「総合経済対策」の策定に向けた提言を申し入れました。
提言の柱は、高騰する電気・ガス料金の負担抑制策や、子育て世帯に対する伴走型支援の充実など。さらにポイントとして、全国での旅行・飲食需要喚起策、通園バスの安全対策の強化、農産物の輸出拡大へ投資促進、防災・減災「5か年」後も対策継続、地方向け交付金・予備費積み増し。
教育支援においては、複雑化する奨学金業務に対応する環境整備、文化芸術活動への支援、スポーツ活動への支援、地域スポーツ・文化クラブ活動移行に向けた取り組みの推進、人材育成・イノベーションを担う大学等における基盤の強化、探究・STEAM教育の推進、グローバル人材の育成、若手研究者等の支援の強化、GIGAスクール構想の推進、教師の質の向上など申し入れました。
10月16日午前中には、和歌山市美園町の和歌山県JAビルで開催されました「第24回和歌山県退職公務員連盟女性大会」に出席し、ごあいさつさせていただきました。
女性部の皆さまは、女性部活動推進テーマ「強くしなやかに活動の輪を広げ、会員増への積極的活動と、社会貢献活動を展開しよう」を策定し、退公連の会報、県の会報、支部便りなどを、地域の会員の方々にお届けされたり、料理教室、特別養護老人ホームでのオムツたたみなど、各地区で創意工夫を凝らし、多彩な活動に取り組まれています。地域社会に貢献される皆さまに心からエールを送りたいと思います。
同16日午後からは、和歌山市内で第14回公明党和歌山県本部大会が、多数の代議員の皆さまにご参集いただき開催され、私も県本部顧問として、北側一雄公明党中央幹事会会長とともに出席いたしました。
私からは、学校教育の部活動外部指導者導入のスムーズな運営への課題、北側中央幹事会会長からは、先の総合経済対策に関する提言や防衛力整備対策等の解説がありました。
最後には、明年、年頭に行われます御坊市議選はじめ、4月の統一地方選の完勝と那智勝浦町議選、有田市議選の統一外選挙の大勝利を目指し、和歌山県本部議員一丸になって、戦い抜いていこうと皆で勝どきを上げました。