子どもみこしや餅投げ 松江春日神社で秋祭り

法被姿の勇ましい園児ら
法被姿の勇ましい園児ら

和歌山市松江中の松江春日神社(閏野(うるの)浩志宮司)で15日、毎年恒例の秋祭りが行われた。子どもみこしや餅投げがあり、400人を超える地域住民らでにぎわった。

祭りは、まつえ幼稚園の園児92人による子どもみこしでスタート。法被を着て「わっしょい、わっしょい」と勇ましいかけ声でみこしを上下に動かし宮入り。元気いっぱいな踊りを奉納した。

メインイベントは五穀豊穣や無病息災を願う餅投げ。小学4年生以上と3年生以下に分かれ、特別に設置された台の上から、大福、幸福、福と朱色で書かれたものなど120㌔分の餅を投げた。親子で餅を手に入れた家族は「帰ってから焼いて食べようか」とにっこり。

閏野宮司は「秋祭りは、まつえ幼稚園ができた75年前から続いている地域恒例の行事。皆さんにたくさんの福を持ち帰ってほしい」と話していた。