赤も黄色も鮮やかに 和歌山城公園の紅葉

赤のグラデーションが広がる紅葉渓庭園
赤のグラデーションが広がる紅葉渓庭園

和歌山市の和歌山城公園で紅葉が見頃を迎えている。園内北の西之丸庭園(紅葉渓庭園)ではモミジが赤く色づき、南側の三年坂沿いではイチョウが黄色く染まり、多くの市民や観光客が散策を楽しんでいる。

城の内堀を大きな池に見立てた紅葉渓庭園では、堀に臨む鳶魚閣(えんぎょかく)の周辺などに約60本のイロハモミジがあり、淡い赤から深紅まで、鮮やかなグラデーションを見せている。

11月29日には、将棋界最高峰の棋戦「竜王戦」第5局を終えた藤井聡太竜王と佐々木勇気八段が訪れたことで、例年以上に紅葉の名所として注目度は高い。

庭園内では猿まわしの「お猿の森」(美浜町)も公演中で、8日までの午前11時、午後1時、3時から楽しめる。

三年坂沿いでは、高さ20㍍近くに達する大イチョウなどが並ぶ。黄色の色づきはピークが迫り、そろそろ落ち葉が降り始める。

公園内を散策する人々は、紅葉とともに常緑樹の松などとのコントラストも眺め、カメラやスマートフォンを手に撮影も楽しんでいる。

大イチョウを見に訪れた市内の50代女性は「しばらくしたら落ち葉が黄色いじゅうたんのようになる。来週も来たい」と話していた。

陽光を受ける三年坂沿いのイチョウ
陽光を受ける三年坂沿いのイチョウ