新人材が活躍誓う 各地で辞令交付、入社式

宣誓の言葉を述べる中尾さん㊧
宣誓の言葉を述べる中尾さん㊧

2025年度の初日を迎えた1日、官公庁や民間企業の多くは新規採用者への辞令交付式や入社式を行い、新しい人材たちが気持ちも新たにスタートを切った。新職員らは、慣れない環境に緊張した様子を見せながらも、研修や業務の説明会などに臨み、活躍を目指し意気込んだ。

和歌山県庁は、新規採用職員220人(うち女性95人)の辞令交付式を和歌山市の県民文化会館で行った。昨年度に続き「服装は自由」と案内し、職員の多くはネクタイをしないスーツ姿で、カジュアルなジャケットなどで出席した職員もいた。

代表に辞令を手渡した岸本周平知事は訓示で、「県庁のミッションは県民一人ひとりに寄り添い、笑顔を増やすこと」「自分の努力では変えられない不条理に苦しむ人にチャンスをつくり、幸せにすることが公務員の仕事だ」と述べ、そのためには、県職員が働きやすく、笑顔になれることが大事だとし、職場環境の改善や働き方の選択肢を増やすことに努めていると強調。「県庁では失敗は評価する。失敗して学ぶことは付加価値になる。思い切り暴れてほしい」と新職員の活躍に期待した。

観光振興課に配属される一般行政職の中尾優花さん(22)は「県職員としての自覚を持ち、自己研さんに努め、失敗を恐れず行動に移すことで、県民の皆さんを幸せにできるよう精いっぱい努力していく」と宣誓した。

代表で辞令を受けた日高振興局農林水産振興部の農業工学職、井上晟さん(22)は「代表して辞令を頂けてうれしい。和歌山の農業の発展と振興を、基礎から支える仕事をしていきたい」と話した。



和歌山市役所では新規採用職員96人が採用発令式に臨み、代表者が尾花正啓市長から辞令を受け取り、服務の宣誓を行った。午後には、新規採用職員研修の一環として、尾花市長が市のデジタル田園都市構想総合戦略について講話し、市が目指している将来像などを語った。