白浜空港利用者が過去最高 滑走路延伸に弾み

「利用者過去最高の勢いを持続させたい」と話す岸本知事
「利用者過去最高の勢いを持続させたい」と話す岸本知事

和歌山県は2日、熊野白浜リゾート空港の白浜―羽田間の2024年度利用者数が過去最高の23万5543人(速報値)だった発表した。県では羽田便の増便や滑走路延伸に向けて利用者数を毎年2万人増やす目標を掲げており、岸本周平知事は「この勢いを持続させたい」と意欲をみせた。

24年度利用者数は、これまで過去最高だった22年度の23万1365人を4178人上回った。月別にみると、10月2万2981人、11月2万3315人、12月2万130人、1月1万7866人で、それぞれ月別の過去最高。中でも11月はほぼ満席の状況だった。

現在、白浜―羽田間は一日3往復6便が運航しており、県は利用者数を29年度までに年間30万人に増やし、一日4往復8便化を実現したい考え。さらに滑走路の2500㍍化(既設は2000㍍)に向けて、国の補助事業採択が受けられる年間50万人以上の利用者を確保するよう推進していく。

岸本知事は、担当職員のPRや空港連絡バスの運行など地道な努力で利用者数が増えていると好調の理由を説明し、「お客が少ない時間帯もあり、例えば前泊して来てもらう場合はインセンティブをつけることなどを検討している。25年度も利用者の記録更新ができるのではないか」と話した。

港湾空港振興課によると、空港利用促進の新年度予算は2億2000万円。混雑する夏場までに利用者の宿泊補助や商品券進呈などのインセンティブの制度を導入する。