9府県の魅力を発信 関西パビリオン開館式

同日、関西広域連合が設置する「関西パビリオン」の開館式もあり、宮﨑泉副知事ら9府県の関係者が出席した。
関西パビリオンは「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」がテーマ。大関西広場と名付けられた円形のエントランスゾーンの周りを囲むように和歌山、滋賀、京都、兵庫、鳥取、徳島、福井、三重の魅力を発信する各府県のゾーンが並んでいる。
式では、関西広域連合広域連合長で三重県の三日月大造知事が「私たちそれぞれの県は、日本の源をつくり担ってきた文化の発祥の地。それぞれの県がその魅力を関西パビリオンの中で伝えていきたい」とあいさつ。テープカットで開館を祝った。
和歌山ゾーンは「和歌山百景―霊性の大地―」をテーマ、「〝上質〟のつまった和歌山」をコンセプトに紹介する。13日からのオープニングを飾るのは、江戸時代から続く紀州東照宮の和歌祭。中央ステージには、和歌祭で実際に使用する「大神輿(みこし)」を設置し、祭りを彩る衣装に身を包んだメンバーが会場を盛り上げる(19日まで)。
5月3日~18日は県内各地から公募で選ばれた和歌山ゆかりの団体などがパフォーマンスを披露し、展示などほぼ日替わりで魅力を発信する。