万博へ「GO GO」 長屋門をライトアップ

語呂合わせで「ゴーゴー」となる5月5日、和歌山市岡山丁の岡公園内にある武家屋敷・長屋門が、日没から深夜にかけて、万博イメージカラーの赤と青でライトアップされ「GO!GO!万博」とPRした。
開催中の大阪・関西万博を盛り上げようと「『熊野古道』を世界遺産に登録するプロジェクト準備会」が企画。ミャクミャク風のキャラクターの影が「GO GO」の文字とともに浮かび上がるユニークな演出もあり、お城の堀周辺をウオーキングする人たちは、普段とは違う文化財を眺めていた。

同会の運営委員代表、小野田真弓さんは幼い頃に大阪万博へ行った思い出があるといい「万博は、いろんな国の歴史や文化にふれられる機会。子どもたちには、世界の人たちとの交流を肌で感じて楽しんでもらいたい」と話している。
同会は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録された後も、未登録地域の追加登録を目指す活動を行っており、11日には万博の関西パビリオン和歌山ゾーンに出展。「大上敬史写真と紀伊国名所図会コラボ展」で、トークショーを行う。熊野古道の紀伊路に生き、語り継ぐ人を通して、あまり知られていない紀伊路の魅力を紹介する。