笑顔でダンス、演奏 こどもの日イベント盛況

晴天に恵まれた「こどもの日」の5日、「和歌山音楽大行進」と「子どもなかよしまつり」(和歌山市など主催)が同市の和歌山城周辺で開かれ、大勢の親子連れらでにぎわった。
子どもたちの幸せと健やかな成長を願って開く恒例イベント。開会セレモニーで尾花正啓市長は「皆さんの笑顔が街中に広がることを期待しています」とあいさつし、行進はスタート。
小中高校生の吹奏楽部を中心とした市内外の34団体約1350人が参加。NTT西日本和歌山支店前から市役所前までのけやき大通りを楽器演奏やバトントワリングなどを披露しながら華やかにパレードする元気いっぱいの姿に、沿道の観客は拍手と声援を送っていた。
家族で訪れた市内の70代女性は「バトンで参加している小学校5年生の孫を見に来た。ニコニコして堂々と行進する姿を見られてうれしい」と笑顔。
また、西の丸広場にはパトカーや白バイ、VR防災体験車が展示され、子どもたちが楽しめるコーナーもあった。