7年ぶりに愛をこめて 手芸のPATTYが作品展

手芸を楽しむメンバー
手芸を楽しむメンバー

63~92歳の35人がにぎやかにおしゃべりしながら創作活動を楽しむ和歌山県岩出市の手芸サークル「PATTY(パティ)」は、25と26の両日、同市北大池の上岩出コミュニティセンターで作品展「つるし飾りに愛をこめて」を開く。

同サークルは手芸が大好きな仲間が集まり、27年前に結成。「1人よりみんなで作った方が楽しい!」と、月に3回、同センターでわいわいとおしゃべりしながら、パッチワークや編み物など、それぞれが好きなものを制作している。講師はおらず、得意なジャンルを互いに教え合う。

これまで3年に1回のペースで作品展を開いてきたが、コロナ禍でできず、今回は7年ぶりに開催。つるし飾り、クラフト、小物などそれぞれが作りためた自信作を展示する。

クラフトテープで作った籠やキーホルダーを出展する瀧本良子さん(92)は「にぎやかにしゃべりながら作るのは楽しくて認知症予防になる。100歳まで続けたい」とにっこり。60代女性は「みんなパワフルで、毎回違うものを作ってきて見せてくれる。すごく上手でそれを見るだけで楽しい」と話す。

結成時から参加している代表の中筋真由美さん(63)は「私たちが大好きなかわいいものをたくさん並べます。思いの込もった手作りの作品を見てほんわかしてください」と呼びかけている。

入場無料。能登半島地震で被災した人を支援するチャリティーコーナーを設け、作品販売も行う。

午前10時~午後5時(最終日は3時)。問い合わせは中筋代表(℡090・3828・8202)。

思いを込めた自信作を展示
思いを込めた自信作を展示