昭和(あの頃)を歌う TOMPEIディナーショー

「昭和の名曲を届けます」とTOMPEIさん
「昭和の名曲を届けます」とTOMPEIさん

和歌山県紀の川市の歌手、TOMPEIさん(67)のディナーショーが7月13日午後6時から、和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山6階で開かれる。「昭和(あの頃)を歌う」をテーマにした第4弾。ことしは昭和元年から数えて100年の節目でもあり、TOMPEIさんは「会場で聴いた昭和の曲を口ずさみながら、『良かったな』『楽しかったな』と帰ってもらえるような内容にしたい」と話している。

「歌で和歌山を元気に」を合言葉に歌い続けるTOMPEIさん。上田正樹やムッシュかまやつ、宇崎竜童ら、多くのミュージシャンと共演を重ねるなど精力的に活動。2022年度県文化功労賞を受けている。

受賞後は、ふるさとへ感謝の思いを込めて、ボランティアで県内の高齢者施設を訪ね、歌謡曲ライブを行ってきた。あらためて歌の力を実感したというTOMPEIさんは「お年寄りが昔を思い出して元気になってくれる姿を見ているだけで、僕も感動で泣けてきた」と話し、歌詞に込める思いも一層強くなったという。

当日は、TOMPEI BANDで編成を組み、長野昭子さん(バイオリン)をゲストに迎える。時代を超えて歌い継がれる名曲の数々を、オリジナル曲を交えて届ける予定で「選曲に悩むほど、昭和はいい歌が多い。お客さんに喜んでもらえる曲を歌いたい」と話している。

シェフの心尽くしのフルコース料理を堪能した後、TOMPEIさんの心に響くような歌声、TOMPEI BANDのサウンドと軽快なトークで特別なひとときを提供する。

1万8000円。申し込みは宴会予約受付(℡073・425・7711=午前10時~午後6時)またはこちらから。