新県議が議場で初総会 臨時会は16日から
和歌山県議会は1日、県議選後初の議員総会を開き、4月9日に当選した県議42人が初めて議場に一堂に集まり、県民の代表として本格的なスタートを切った。正副議長や各委員会の構成などを決める臨時議会は今月16~19日に開かれることが決まった。
会派の結成状況は、自由民主党県議団28人▽改新クラブ5人▽公明党県議団3人▽日本維新の会3人▽日本共産党1人▽無所属の会1人――の6会派、計41人が届け出ていることが報告され、高田英亮議員(78)=紀の川市選出=が会派に所属しない無所属となっている。
初総会は、規定により最年長の山田正彦議員(81)=紀の川市選出=が座長となって進行。各議員、県議会事務局職員らの紹介に続き、岸本周平知事があいさつし、当選を祝った上で、「車の両輪に例えられる県当局と県議会との二元代表制を尊重し、議員の皆さまと丁々発止、建設的な意見を戦わせながら、県政を進めていく」と述べた。
議会運営委員会が発足するまで、代わりに議事の日程などを決める世話人会のメンバー12人を選出し、初総会後に会合を開いた。
和歌山市選挙区で新人トップ当選を果たした元田辺市議の小川浩樹議員(56)は「いよいよ始まったと思うので、しっかり地に足をつけて活動したい。(市議の経験はあるが)県はこれだけの規模の大きさなので、全く一からの気持ちで、お役に立つように頑張っていく」と決意を話していた。