勢いある初夢見て ぶらくり丁で枕絵を配布
商店街を訪れた人に縁起の良い初夢を見てほしいと、和歌山市の中ぶらくり丁商店街振興組合(川﨑博史理事長)とぶらくり丁商店街協同組合(日茂由萬理事長)は、枕の下に敷いて寝ると、良い夢が見られるとされる「初夢枕絵」を2500枚制作。商店街の協賛店で無料配布している。
一年間の感謝の気持ちを込めたいと始め、ことしで12年目となる。
枕絵は、宝船の絵に回文和歌(逆から読んでも同じ音になる遊び歌)を書き添えるか、3回唱えて枕の下に敷いて寝ると、縁起の良い初夢を見るとされている。
イラストは、ことしも同市の漫画家マエオカテツヤさんに依頼。来年のえと「巳(み)」にちなみ、宝船に乗る笑顔の七福神と躍動感のある白ヘビを描き、その横には、すでに回文が書かれている。
マエオカさんは「縁起が良いとされる白ヘビが、明るい未来に向かって前に進んでいくのをイメージした」とし「これまでコロナで縮んでいたものがパンとはじけて上昇していく勢いのある初夢を見てほしい」と話している。
配布は31日まで(なくなり次第終了)。問い合わせは中ぶらくり丁商店街の川﨑理事長(℡073・423・4655)、ぶらくり丁商店街協同組合(℡073・423・6912)。