「忍者の日」にちなみ 恵運寺で御朱印
![さまざまな色を使い書く山本住職の御朱印](https://wakayamashimpo.co.jp/wp-content/uploads/2025/02/25020803.jpg)
2月22日の「忍者の日」に合わせ、三大忍術伝書『正忍記』の著者で、紀州藩の軍学指南役だった名取三十郎正澄の墓がある和歌山市吹上の恵運寺では、27日まで期間限定の御朱印を領布している。
同寺では山本寿法住職がさまざまな色を使って書く文字や絵と、自作の篆刻(てんこく)印を押した御朱印が人気。
同寺では毎年2月に限定デザインの御朱印を授与している。
ことしの新作は、刀を持った忍者が飛び回り、「斬」の文字が書かれている。
また、忍者ゆかりの日特別限定として14日は、くノ一の日でピンク、忍者の日の22日は金色、忍参の日の23日は金と銀色の「忍の字御朱印」を授与する。
志納料は1000円。
23日午前9時から、手裏剣などの忍者修行をゲーム形式で体験できる紀州忍術道場を開講する。修行をクリアした先着50人に豪華賞品が当たるクジ引きもある。入門料500円(抹茶セット付き)。
この日は各地の寺院で直書きの御朱印を授与する、みほとけ行脚でおなじみの赤堂観音蓮華寺(兵庫県養父市)がダルマ朱印の書入れをするコラボ企画もある。
山本住職は「御朱印やイベントを通じ、紀州藩の忍者をたくさんの人に知ってもらいたい」と話している。
問い合わせは同寺(℡073・424・7633)。