樹脂製スケートリンク 4月、和歌山市に登場

イベントをPRする西原代表理事㊧、タレント「のりちゃん」
イベントをPRする西原代表理事㊧、タレント「のりちゃん」

「溶けないスケートリンク」が、2日間限定で出現――。和歌山市手平の和歌山ビッグウエーブに4月5、6の両日、樹脂パネルのスケートリンク「SAKURAスケート」が登場する。イベントを主催する一般社団法人・都市再生推進法人のクリスタルWave(西原隼登代表理事)では「大人の世代には懐かしく、子どもたちにとっては新鮮な体験になるはず。ぜひ一緒に滑りましょう」と呼びかけている。

西原代表は、幼い頃に市内にあったスケートリンクで遊んだ楽しい記憶が今もあり、「再び和歌山を盛り上げ、大人も子どもも、誰もが楽しめる空間をつくりたい」と誘致を決意した。

氷の代わりに樹脂製のプレートを使用したスケート場で、イベントでは20㍍×10㍍のリンクが登場。転んでもぬれることなく、滑り心地も滑らかだという。対象年齢は4歳以上。

今回のイベント開催に向け、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で協力を呼びかけたところ、早々と目標金額の100万円を達成。現在は総額220万円を超える支援が寄せられている。

クラウドファンディングは3月31日まで受け付ける。スケートチケット回数券をはじめ、地元企業協力のもと、さまざまな返礼品を用意している。

参加希望者は、当日会場で受け付ける。15分間で大人(中学生以上)1000円、子ども(小学生以外)700円。料金にはスケートシューズ、ヘルメット、手袋、プロテクターなどが含まれる。

子どもたちに気軽に体験してもらおうと、近隣の小学校4校に無料券を配布した。イベントの2日間は、キッチンカーが出店するマルシェも同時開催。

午前10時から午後8時(6日は5時)まで。問い合わせは同団体(℡073・499・5525)。