知事選2候補県内走る 告示後初の選挙サンデー

和歌山県知事選は17、18日、告示後最初の週末を迎えた。共産新人で元和歌山市議の松坂美知子候補(68)は紀北、無所属新人で元副知事の宮﨑泉候補(66)=自民、公明、立憲民主、国民民主、社民県連推薦=は紀南で活動し、各地の商業施設や人通りの多い場所などで街頭演説し、住宅街を細かく街宣するなどして精力的に支持を訴えた。
松坂候補
松坂候補は17日、橋本市から遊説をスタートし、主要な駅や交差点、スーパーの前などで街頭演説した後、午後には九度山町、かつらぎ町と伊都郡内を回り、団地などにも分け入りながら細かく地域を走った。18日は和歌山市内で活動。住宅街や商店街周辺などを街宣し、共産党員や支援者らの集会に参加。午後4時には党本部の山下芳生副委員長と共にJR和歌山駅前で街頭演説し、「暮らしを助ける県政、平和を大切にする県政へ、私に仕事をさせてください」と訴えた。
宮﨑候補
宮﨑候補は17日、新宮市を出発し、那智勝浦町、太地町、古座川町、串本町と東牟婁郡内で選挙カーを走らせ、駅やショッピングセンターの前、幹線道路沿いなどで街頭演説を繰り返した。18日は串本町からすさみ町、白浜町と西牟婁郡内を北上し、漁協前での第1次産業従事者への訴えなどを行いながら、夕方には田辺市に入った。遊説には推薦を受ける各党の地方議員らが加わり、初めて選挙戦に臨んでいる宮﨑候補を後押しし、応援のマイクを握るなどして支援を訴えた。