焼鳥おおつき初優勝 日曜野球春季大会

初優勝を飾った焼鳥おおつきの皆さん
初優勝を飾った焼鳥おおつきの皆さん

和歌山日曜野球会の第57回春季大会(本紙など後援)は18日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で準決勝と決勝が行われた。決勝戦では「焼鳥おおつき」が「GALAXY」を9―1で破り、初優勝を飾った。

【決勝】

焼鳥おおつき 00540009
GALAXY 10000001

【準決勝】

GALAXY 10000102
Jokers 10000001

神風 20000002
焼鳥おおつき 0020001x3

先制したのはGALAXYだった。初回、先頭の松村翔磨が死球で出塁。続く吉田知樹の犠打などで1死二、三塁とすると、森健騎がセンター前に適時打を放ち、1点を先制した。だが、焼鳥おおつきの小西竜太郎主将は「準決勝でも初回に2点取られてから逆転した。だから、全然焦りはなかった」と落ち着いていた。

3回に試合は一変する。先頭の木野有輝が死球で出塁し、相手の隙を突いて二塁へ。続く大倉啓人が初球を捉え、同点に追い付く。さらに山田光一郎の安打で1死一、二塁とすると、谷正人、小西、尾添睦季が次々と打点を挙げ、一挙5得点。この回で早くも逆転して試合の主導権を奪った。

小西の「油断は誰一人していなかった」と話す4回、焼鳥おおつきは、犠打や安打で1死満塁の好機をつくる。「ここで僕が打つしかないと、気合十分だった」と打席は山田。放った打球は走者一掃の二塁打に。さらに谷が追加点を挙げ、リードを9―1に広げた。

投げては尾添が5回を1安打1失点の好投。「最初は緊張して失点したけれど、みんなが明るく声をかけてくれて、2回以降は自分らしく、楽しく投げられた」と振り返った。

小西主将は、「ことしは新しく若い選手も加わった。チーム一丸となって切磋琢磨(せっさたくま)して、春夏連覇を達成したい」と意気込んでいた。

MVPは焼鳥おおつきの尾添、敢闘賞はGALAXYの森が受賞した。

両チームのメンバーは次の皆さん。

【焼鳥おおつき】代表=濱田壽輝▽監督=西智史▽主将=小西竜太郎▽選手=吉中勇人、廣重拓也、木野有輝、山下亮介、山田光一郎、中平椋介、小西直登、織田京介、尾添睦季、山田智博、西雅史、時本敬佑、西中成哉、大倉啓人、高瀬大地、喜多宙斗、西佑誠、谷正人

【GALAXY】
代表=山崎彰大▽監督=北山友三▽主将=吉田知樹▽選手=山﨑郁弥、鈴木亮、坂本大樹、松村翔磨、上田真捻、柏貴文、武部涼汰、貴志優太、東雄大、野口亮太、山崎彰大、西上恭平、角田太輝、仲大志、岡本昌也、西出航志朗、宮下琉成、皆川一樹、岡太一、杉山学、山岡大祐、田村和真、西出仁、野口大輔、辻川直樹、岩田和樹、森健騎、鈴木清、中島佑真、南大樹、中村浩二、西岡弘顕

準優勝のGALAXY
準優勝のGALAXY