楽しく学び備えよう 講座「いこらよ防災」

ゴスペル亭パウロさん
ゴスペル亭パウロさん

「知ろう・楽しもう・備えよう」をテーマに、防災について楽しく学ぶ講座「いこらよ防災」が13日午後2時から、和歌山市西庄の和歌山西バプテスト教会で開かれる。

主催する実行委員会では「南海トラフ地震の発生確率は約80%とされています。いつ起きてもおかしくない今、地震や防災の基礎を一緒に学びませんか」と呼びかけている。

県危機管理消防課の担当者が「南海トラフ地震と命を守る基礎知識」と題して説明。生活用品や防災用品を扱う㈱サンコー(海南市大野中)の担当者が「トイレの備えは大丈夫?」をテーマに、個人で備えることができる簡易トイレについて話す。

また、「宣教落語家」として活動し、防災士の資格を持つ同市のゴスペル亭パウロこと小笠原浩一さんが防災落語を披露。小笠原さんは全国300カ所以上で公演を重ね、ユーモアを交えた防災落語で命を守る知識を伝えている。

この日は「南海トラフ地震 今来たらどないしょ」と題し、正しい防災の知識や備えの重要性を、笑いを交えて紹介する。

参加者には防災グッズのプレゼントもある。会場となる教会の井戸は、災害時協力井戸として和歌山市に登録されている。

無料。問い合わせは実行委の山本さん(℡073・451・9088)。