盛大で安全な粉河祭に だんじり関係者ら祈願

和歌山県紀の川市粉河の中心部で26、27日に行われる「粉河祭」を前に、粉河産土(うぶすな)神社で13日、安全祈願祭が執り行われた。
粉河祭は紀州三大祭の一つに数えられ、県の無形民俗文化財にも指定されている。
安全祈願祭には粉河祭保存会、各だんじり町の運行責任者、だんじり囃子のメンバーら約20人が参加。社殿では、蒲梓宮司が祭りの関係者、参加者全員の安全と無事を祈って祝詞を奏上。代表者らが一人ずつ玉串をささげ、祭りが無事に行われることを願い手を合わせた。
粉河祭保存会の恩賀要会長(75)は「事故なく、安全にだんじりを運行し、粉河祭をこの先ずっと継承していきたい」と話していた。
ことしは、だんじり6台が運行し、2台が飾り付けをする予定。