個人164人、団体108校競う 近畿高校空手道大会

 第33回近畿高校空手道大会が25、26の両日、和歌山ビッグホエールで開かれた。競技は男女別の個人、団体の形と組手の8種目が行われ、2府4県の厳しい予選を勝ち抜いた個人164人、団体108校が練成の成果を競った。しんぽう写真館はこちらから

 3人一組の団体形では、息のあった鋭い技とともに選手たちの気迫がみなぎっていた。防具を着けての組み手では、相手の隙を見逃さない素早い蹴りが飛び出し、息つく間もない熱戦が繰り広げられた。県勢では女子個人形で耐久の奥田紗己選手が3回戦に進出したほか、和歌山商の片畑実咲選手も初戦を突破した。県からの出場は形、組手を含め次の通り。

 【男子】個人=戎寛太(箕島)梅本哲平(同)鈴木一主(日高)齋藤輔(紀北工)島津寿明(熊野)東雄也(同)坂口敬太(同)吉田暉(同)塚渓童(同)白倉捺己(新宮)間所滉貴(同)栗原聡信(新翔)山田大空(近大新宮)小守夏暉(同)▽団体=熊野、近大新宮、那賀、市和歌山、耐久、箕島

 【女子】個人=奥田紗己(耐久)広岡瑞貴(同)貞都子(同)中川綾菜(那賀)竹中麻菜美(同)片畑実咲(和歌山商)奥田美輝子(信愛)梅本有佐(箕島)梅本茄奈枝(同)榎本珠帆(同)田野上芽生(熊野)▽団体=那賀、熊野、耐久、箕島