おもてなしタクシー大作戦 全ドライバーに接客研修
紀の国わかやま国体・大会や大型観光イベントにより県内を訪れる観光客らが増加するのを受け、県は、タクシーの接客向上を図る「和歌山おもてなしタクシー大作戦」を実施する。県内全タクシー事業者、ドライバーを対象に研修を行い、ステッカーなどを交付した「おもてなしタクシー」が4月から運行する。
国体など県内でビッグイベントが続くのを機に、また乗りたいと思われるタクシーを目指し「おもてなし力」を向上させるのが狙い。
県総合交通政策課によると、県内のタクシー事業者74社の代表と全ドライバー1725人(昨年12月現在)を対象に接客・接遇講習会を2~3月に計14回行う。講師は阪急タクシー㈱が担当する。
受講したドライバーには、「和歌山おもてなしタクシー」と記された車外用ステッカー(縦10㌢、横20㌢)、車内掲示用の登録証、特製の名刺を交付する。
県は、利用者アンケートなどでドライバーの接客マナーに関する情報を集め、特に優良なドライバーには称号の付与も検討している。