「ぶんだら節」半世紀 記念大会の参加募集

 和歌山城周辺が踊りの熱気に包まれる和歌山市の真夏の風物詩、紀州おどり「ぶんだら節」は8月4日、50回記念大会を迎える。記念企画が予定されており、市は今月22日まで参加連を募集している。

 ぶんだら節は、紀州が生んだ江戸中期の豪商・紀伊国屋文左衛門が、荒波にミカン船を繰り出した意気と壮挙をイメージし、その名にちなんで名付けられた。という。1969年に市制施行80周年を記念し、郷土芸能の育成や市民相互の連帯などを願って踊りが作られ、ことしで半世紀を迎える。

 ぶんだら節を踊るグループは20人以上であれば「連」として参加できる。また、20人未満のグループや個人は「飛び入り連」で自由に参加可能。50回目を記念して、飛び入り連は市観光発信人、県住みます芸人の「わんだーらんど」が率いる。参加者500人を目指している。

 オープニングセレモニーでは永年連続出場連の表彰や記念パレードなどを行い、24期続く市観光キャンペーンスタッフ「アゼリア」の歴代メンバーによる記念連も結成予定。

 参加希望者は所定の用紙に必要事項を記入し、市観光課内「紀州おどり実行委員会事務局」(〒640―8511和歌山市七番丁23、FAX073・435・1263)に申し込む。用紙は市ホームページ(http://www.city.wakayama.wakayama.jp/kankou/nenkangyoji/1003239.html)からダウンロードするか、事務局で受け取れる。

 問い合わせも事務局(℡073・435・1234)。

ぶんだら節誕生から半世紀(昨年の様子)

ぶんだら節誕生から半世紀(昨年の様子)