わかやまポンチの向上へ カッティング教室
和歌山県産ウメやフルーツを生かしたスイーツ「わかやまポンチ」のレベルアップを図るため、県は23日、和歌山市美園町のT―LABOでフルーツカッティング教室を開き、19人の料理人が腕を磨いた。
県ではわかやまポンチを通じて地域社会や経済の活性化に取り組む「わかやまポンチPROJECT」を2009年から実施。教室はわかやまポンチを主体的に提供し、県に登録された店舗から参加者を募り、賛同する㈱新宿高野の森山登美男チーフフルーツクチュリエを講師に招いて開催した。
教室ではまず小型の洋包丁ペティナイフの扱い方を学び、基本となるグレープフルーツやキウイの他、紀の川柿などの果物でカッティング技術を習得。果実にナイフを入れる角度や切り込みを皮に入れる方法、少ない量でも多く見せるテクニックなどを教わった。参加者はナイフの扱いやカットする際の疑問点などを積極的に質問していた。
森山さんは、紀の川柿は皮の色と果実の色が異なることから、「飾り付けに適し、ハロウィーンにぴったり」と絶賛していた。