加太にハナミズキ植樹 ソロプチ和歌山紀ノ川
女性の奉仕団体、国際ソロプチミスト和歌山紀ノ川(黒田美智子会長)は23日、和歌山県和歌山市加太の市立青少年国際交流センターに、ハナミズキを植樹した。
同団体は、女子学生や外国人留学生をはじめ、青少年のさまざまな活動や育成の支援、地球環境保全などの活動に取り組んでおり、本年度は「とどけよう奉仕の和 子どもたちの笑顔のために」をテーマに掲げている。
同センターは、少年自然の家を全面改修し、青少年を中心に幅広い年代の合宿や文化芸術活動、国際交流の場として、2018年12月に開館。同団体はオープンを記念して天体望遠鏡を寄贈し、昨年7月にもハナミズキを植えた。今回が2本目の植樹で、同センターへの支援は3年連続となった。
ハナミズキは潮風に強く、四季を通じて花や緑、紅葉が楽しめることから選んだ。植樹した2本は紀伊水道を望むセンター内の芝生広場に並び、日本遺産に認定された友ヶ島が近くに見える。
23日は朝から黒田会長ら会員が集まり、同センターの石井志郎所長らと共に、造園業者が高さ3・5㍍ほどのハナミズキの若木を植えていく作業を見守った。植え終わると、黒田会長が記念のプレートを木のすぐそばに設置した。
黒田会長は「この素晴らしい場所を訪れる子どもや和歌山の人たちが、ハナミズキを見てホッとし、すてきだと思ってくれたらうれしい」と話し、石井所長は「施設が華やかになり、ありがたい」と感謝していた。