和歌山県立高等看護学院で卒業式

 紀の川市西野山の県立高等看護学院 (庄司禎夫学院長) で2日、 卒業式が行われ、 看護学科1部と2部、 助産学科の合わせて76人が新たな門出を迎えた。

 式では、 卒業証書を手渡した庄司学院長が 「皆さんは試練に打ち勝ちました。 たくさんの人の協力を忘れないでください」 と祝福。 卒業生を代表し助産学科の中野麻友子さんが 「自然災害により看護学校に通えない人たちがいることを知りました。 その人たちの分までより良い看護ができるように頑張ります」 と誓った。

 卒業生の一人、 日高町出身の看護学科1部、 細尾絵理奈さんは 「3年間は一生の宝です。 思いやりが持てる看護士になります」 と話していた。

 卒業生の進路は、 医療機関就職が64人 (県内50人、 県外14人)、 進学が8人、 その他4人。