ロープで降りてお堀清掃 和歌山市消防

 和歌山市消防局職員が石垣の雑草を除去する清掃活動が6日、和歌山城であった。

 3年目の活動。高所作業訓練を兼ねた清掃で、高所からのロープ降下や操作、作業技術と体力の向上を目的にしている。石垣は高いところで7㍍ほど。消防士らは、日々の訓練を発揮し、手慣れた様子でロープを使いスルスルと降下し作業を始めた。

 強い日射しが照りつける中で作業が進み、雑草が引き抜かれた石垣は、見違えるようにきれいになった。参加した東署の坂本達哉副士長(24)は「まちの象徴の和歌山城をきれいにできることをうれしく思います」と話していた。