転落や痴漢防止を啓発 県警とJRら初実施
駅ホームからの転落や痴漢の防止を呼び掛ける啓発活動が27日朝、和歌山市のJR和歌山駅構内で行われた。
駅構内や列車内の安全向上に向け、JR西日本和歌山支社と県警本部、県、和歌山電鐵㈱が協力し、初めて実施した。
啓発には県警鉄道警察隊の警察官や同支社の社員ら計24人が参加。駅東口と西口のコンコースで「歩きスマホはしない」「飲酒時は、より慎重に行動を」などの注意事項が書かれた「ホームからの転落防止六箇条」と、「友人など複数で乗車する」「できるだけ混雑した車両は避ける」などの「チカン防止五箇条」が書かれたチラシと啓発グッズのポケットティッシュ約600人分を駅の利用者に配布した。
県警地域指導課の茂野由之警視は「ホームに転落したり、痴漢に遭ったと感じたときはすぐ駅係員に通報してほしい」と話していた。