ブランド力向上講座　９月～和歌山初開催

和歌山の中小企業のブランド力向上を図るため、㈱シー・エス・マネジメント（和歌山県和歌山市中之島、大西省悟代表取締役）は、㈱ＤＤＲ（愛知県、安藤竜二社長）が展開する、社員を巻き込むブランド講座「トルネードブランディング」を９月１９日から全５回、大西会計事務所（中之島）で初めて開催する。

ブランディングプロデューサーの安藤社長が講師を務め、２０１７年４月から全国８カ所で活動している。安藤社長が１２年の歳月を経て中小企業のブランドづくりのために構築した実践的ブランディング術を紹介しながら、実践型の講義やワークショップを通じてノウハウを具体的に学ぶ。

社長と幹部社員ら２人一組での参加が条件で、毎回の課題を会社に持ち帰り、他の社員を巻き込みながら、価値観を共有し、社内に落とし込みながら進めていく。

自社のブランドの約束相手を明確にする「ペルソナ設定」や自社の強みを端的に伝える「ブランドプロミスの作成」、自社を発信するデザインツールの作成方法やＳＮＳ活用、メディア発信術、戦略的ウェブサイトの作成など、中小企業にとって必要なデジタルマーケティング術なども指南する。

大西代表取締役は「販売不振で悩む中小企業にとって、自社の強みを生かした営業を見直すことはとても大切。絶好の機会になると思います」と話し、受講を呼び掛けている。

募集は１０社２０人、１社２人の参加で１５万円（税別）。講座の内容は、第１回（９月１９日）「ブランドとは『約束の言葉』」、第２回（１０月２５日）「ブランドデザインツール」、第３回（１１月２０日）「デジタルマーケティング」、第４回（１２月１８日）「ブランドメディア発信」、第５回（来年１月２９日）「プレゼンテーション大会」。いずれも午後２時～４時半。

問い合わせは㈱シー・エス・マネジメント（℡０７３・４７２・６３３６、メールcsm@salsa.ocn.ne.jp)。

講師の安藤社長（昨年９月のセミナー）