11日 JR和歌山駅に観光案内所開設
和歌山市は11日、 JR和歌山駅コンコース内に観光案内所を開設する。 駅前の地下広場(わかちか広場)にある 「わかちかサービスセンター」 の観光案内機能を移設する形になり、 職員2人を配置するなどして、 観光客らの利便性向上を目指す。
観光課によると、 平成16年9月まではコンコース内に観光案内所があったが、 同広場の完成とともに地下に移動。 しかし 「不便だ」 との声が多く、 移設を決めた。 同センターはそのまま残り、 住民票交付や市民図書館の本返却などの市民サービスは継続される。
案内所の設置場所は、 コンコース内の売店の隣。 改札口と和歌山ミオの出入り口から見えるように2カ所の窓口を作った。 設置面積は5・76平方㍍。「わかやまし観光案内所」 の看板は、英語、中国語、韓国語を併記する。
職員は、 市内の観光地案内や飲食店、 宿泊施設の案内、 交通手段の紹介などを行う。 同課は 「今までは、 駅内で観光について聞ける人がいなかった。 分かりやすい場所で、 観光客の利便性は向上するはず」と話している。
開設日には、 駅中央改札口前でオープニングセレモニーを行う。 観光PRキャラクター 「吉宗くん」 も登場し、 テープカットが行われる。