30日に完成へ JR海南駅の東広場

 海南市名高のJR海南駅東広場の整備工事 (30日完成予定) が順調に進んでいる。 完成すれば、 広い敷地に十数台の駐車場スペースを備えた同駅の東の玄関口になる。

 安全で快適なまちづくりを目指す市の 「海南都市計画事業海南駅東土地区画整理事業」(平成9~28年度)の一環。 広さは鉄道高架下側道の一部310平方㍍を合わせて2160平方㍍。面積の都合上、 利用対象は主に自家用車のみで、 送迎車用一時停車スペースでの降車を除き、 バスやタクシーは駅西広場での利用となる。 工事は現在、 タイルが貼られ、 いよいよ広場らしい形になってきている。

 まちづくり部区画整理課によると、 今後は同広場を有効利用するため、 アクセス道路の整備の必要もあり、 都市計画道路の駅前1号線などの整備も合わせて行っていくという。

 住民からは 「便利になりそうだ」と明るい声が聞かれる。 完成すれば人の往来も多くなると地域活性化への期待が高まっている。