和商女子ハンドボール部全国へ

 1月下旬に京都府で開かれた 「第35回全国高校ハンドボール選抜大会」 (日本ハンドボール協会主催) 近畿予選で4位となった県立和歌山商業高校女子ハンドボール部 (和歌山市砂山南、 増田春香主将) が、 県代表として全国大会に出場する。 大会は今月25~30日。 増田主将 (17) は 「今できることを精いっぱいやって、 何かが得られるような試合がしたい」 と意気込んでいる。 男子は県立紀北農芸高校が県代表として出場する。

 全国大会は岩手県花巻市内で開かれ、 男女各40チームが出場する。
 同部は昨年度も出場を決めていたが東日本大震災の影響で大会が中止になっていた。 今大会では3年生が引退し、 1、 2年生の新体制で挑む。

 しかし、 同部には大きな課題がある。 部員2人がけがをし、 選手7人での出場となったことだ。 抜けた2人分を補うために増田主将は、 背の高い貝瀬選手をポストに置いて、 平均身長が160㌢以下と低い他の選手らでもパスが回せるよう、 頭脳戦に持ち込む作戦を立てている。 フットワークを鍛えて体力アップにも励んでいるという。

 顧問の宮崎智之教諭 (32) は 「技術面で単純なミスが多く、 プレーの精度が他府県に追い付いていない」 と現状を見据えた上で、 「 (第1試合は) 昨年インターハイの対戦校。 夏の借りを返したい」 と雪辱を期している。

 部員は次の皆さん。
 貝瀬理奈、 栄永有里加、 伊東夕貴、 乙井莉緒、 平島嘉乃、 金本菜穂、 本田翔子、 塩﨑里咲、 増田春香、 三浦千晴 (マネジャー)