オンワードの服を毛布にして被災地に
着なくなった服が毛布になって被災地や難民キャンプに。 環境への貢献にもなります。
和歌山市友田町の近鉄百貨店和歌山店は、 アパレルメーカーの㈱オンワード樫山 (本社=東京、 馬場昭典社長) と共同で、 和歌山初の 「衣料品引き取りオンワード・グリーン・キャンペーン」 を実施している。 同店の新店開店25周年を記念する社会貢献活動の一環。
同キャンペーンは、 家庭で眠っている同社ブランド (組曲、 ポールスミス、 23区など) の衣料品を、 クーポン券 (1050円分) と引き替えに引き取ってリユース・リサイクルすると同時に、 その一部から毛布や軍手を作り、 日赤を通じて世界の被災地に寄贈する活動。
同社が環境経営の一環として4年前から始め、 今まで約11万人から55万点の衣料品が集まった。 また、 7300枚の毛布と22万組の軍手をカザフスタンとバングラディシュの難民キャンプ、 中国・四川大地震被災地、 東日本大震災被災地に送っている。
同社の広報・環境・CS推進部環境課の森脇隆課長代理 (41) は、 「趣旨に賛同してくださる方が多いです。 和歌山の皆さんにもぜひ知っていただきたい」 と話している。
引き取り場所は4階特設会場。 期間は4月1日まで。一人10点まで。 クーポン券は5月13日まで、同店のオンワード商品を購入する際に使用できる(ただし1回の購入金額5250円以上につき1枚)。
詳しくはインターネットで 「オンワード・グリーン・キャンペーン」 を検索。