クールビズ始まる 節電対策で期間延長

 県内のほとんどの官公庁で1日、 クールビズが始まり、 職員が上着、 ネクタイなしの軽装で業務に当たっている。

 地球温暖化対策のため平成17年から全国で始まり、 当初は6月1日~9月末の実施だったが、 昨年は東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う節電対策のため、 国が5月1日~10月末に期間を延長。 ことしは各自治体に国と同じ期間で実施する動きが広がっている。

 本紙エリアでも県と和歌山、 海南、 紀の川、 岩出各市、 紀美野町が全て1日からの開始で足並みをそろえた。

 和歌山市役所では、 職員が白のワイシャツやブラウスで涼しげに仕事をし、 中には腕まくりや半袖姿も見られた。 近く出来上がる紀の国わかやま国体ポロシャツの着用も認めており、 今後は国体のPRを兼ねてのクールビズとなる。