中心市街地に熱気 ぶんだら・よさこい

 和歌山市の夏を彩る大イベント 「第44回紀州おどり 『ぶんだら節』」 と 「おどるんや~第9回紀州よさこい祭り~」 が4日、けやき大通りや本町通りなどで同時開催され、約15万人の人出でにぎわった。 「おどるんや」 は5日も行われ、中心市街地は踊り子たちの熱気に包まれた。 しんぽう写真館はこちらから

 「ぶんだら節」には昨年を上回る66連、 7000人以上が参加。 けやき大通りの六番丁交差点から和歌山城西の丸広場までの約700㍍の区間で行い、 午後5時10分にスタート。

 第1部は、 Jポップユニット 「ウインズ」 が歌うアップテンポな 「ぶんだら21」 にのせて16連が登場し、 バトントワリングや南京玉すだれなど多彩な踊りを披露した。

 第2部は、 黒潮躍虎太鼓の勇壮な演奏と雑賀衆の火縄銃演武を合図に始まり、 「正調ぶんだら節」 に合わせて、 伝統の振り付けによる50連が登場。 各連はそろいの浴衣や法被を着て、 バルーンやのぼりで所属企業や団体をアピールしながら練り歩いた。

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 おどるんやは 「紀州の夏に愛つなげっ!!」 をテーマに、 昨年に続き7月29日、 8月4、 5日の計3日間で開催。 昨年より4チーム多い過去最多の75チーム約3000人が参加した。 県外からの参加は15チームで昨年の倍に増えた。

 この週末は両日ともに晴天に恵まれ、 昼は強い日差しの下、 夜は蒸されるような熱気の中、 地方車(じかたしゃ)からの大音量の音楽と踊り子の元気な掛け声が市民の夏を盛り上げた。 上位の審査結果は次の通り。

 大賞=紀州龍神(和歌山市、昨年金賞)▽金賞=和歌山MOVE(同、昨年大賞)▽銀賞=憂喜世桜(同、昨年入賞)