和歌山は1日未明に最接近か 台風17号
大型で強い台風17号は29日午前現在、 沖縄県那覇市付近を時速25㌔で北東に進んでいる。 今後、 強い勢力を保ったまま時速35㌔まで速度を上げ、 10月1日未明から明け方にかけて県内に最接近すると予想されている。
気象庁によると、 中心気圧は930ヘクトパスカルで、 中心付近の最大風速は45㍍、 最大瞬間風速は65㍍。 雨は30日深夜から1日明け方に集中し、 県内全域で1時間に50~80㍉の非常に激しい雨が降るという。 風は30日夜から強くなり、 風速35㍍ほどになるとしている。
和歌山地方気象台は 「夜間の最接近に備え、 早めに避難できるように準備してください」 とし、 高波にも注意を呼び掛けている。
日曜のイベント中止 台風17号の接近に伴い、 30日に和歌山城西の丸広場で予定されていた 「きのくに赤十字まつり」 は中止になった (災害用救急車と無線指揮車の寄贈式は同日午前10時から県日赤会館で実施)。 また同日に和歌山市役所で予定されていた 「ピンクリボンイベント」、 片男波公園で予定されていた 「ミチシオ祭」 も中止になった。
岩出市では同日、 市長選の投開票が予定されており、 投票率への影響が心配されている。 市選管は 「雨風が強くなる前に早めに投票を済ませてください」 と呼び掛けている。