自・共・維は和歌山全区に 衆院選
日本維新の会は21日、 衆院選の第3次公認を発表。 和歌山2区に民主を離党した前職・阪口直人氏(49)、 同3区に和歌山市選出の県議・山下大輔氏(45)の擁立が正式に決まった。 山下氏は 「日本維新の会の取り組みが和歌山再建につながることをご理解いただけるよう全力で取り組む覚悟だ」 とコメントしている。
今回の公認発表で県内小選挙区の構図は、 野党の自民、 共産、 維新が全区に候補をそろえたことになる。 一方、 与党の民主は16日に3区の玉置公良前議員が不出馬、 19日に2区の阪口氏が離党と激震が相次ぎ、 両区の候補者擁立は難航。 決まっているのは1区のみと、 苦境に立たされている。
県内各選挙区の立候補予定者は、 1区が民主前職の岸本周平氏(56)、 自民新人の門博文氏(47)、 共産新人の国重秀明氏(52)、 維新元職の林潤氏(40)。 2区は自民前職の石田真敏氏(60)、 共産新人の吉田雅哉氏(37)、 阪口氏。 3区は自民前職の二階俊博氏(73)、 共産新人の原矢寸久氏(61)、 山下氏。