世界で勝てる日本をつくる 改革進める決意と感謝

 11月19日、 民主党を離党し、 日本維新の会に入会致しました。 民主党では、 多くの素晴らしい諸先輩や同僚議員と出会い、 育てていただきました。 心よりお礼を申し上げます。 突然の表明でもあり、 民主党和歌山県連代表の重責にありながら、 私の行動により多くの皆さまにご迷惑をおかけすること、 心からおわびを申し上げます。

 日本維新の会に参加する理由は、 官僚ではなく政治家にしかできない役割として、 抜本的に国と地方の統治の仕組みを変える挑戦をしたい。 その一点です。 世界で勝てる日本をつくり、 和歌山などの地方の衰退を食い止める唯一の方法と確信するからです。

 この 「がんばってます」 でも、 原発の未来を問うなど、 国民の将来に大きな影響を与える政策については、 諮問型 「国民投票制度」 の創設を主張してきました。 また、 民主主義を鍛える 「国民投票」 のようなプロセスを経て、 リーダーを国民が自ら選ぶ 「首相公選制」 を実現したいと訴えてきました。 また、 関西や東北、 九州などの広域の地方経済圏に対し、 輸出を含む権限と財源を与え、 地域の特徴やアイデアを生かしてそれぞれが経済を活性化することは、 日本国内にシンガポールや香港をたくさん作るような効果を生み出し、 トータルで日本経済を活性化する効果があると、 持論を展開してきました。

 このような私の考えを理解、 共有した上で、 日本維新の会の議員から 「一緒にやろう!」 と声をかけていただき、 気持ちが動き、 高ぶりました。 政党を移ることは有権者の方々、 そして私を育てて下さった民主党の先輩方や仲間に対する裏切りではないかと、 強い葛藤に悩み抜きましたが、 改革の志は同じ。 今こそ必要な役割として、 抜本的に国と地方の統治の仕組みを変える挑戦に踏み出すべきと考え、 日本維新の会への参加を決意しました。

 紛争地域でのボランティアから政治家を志した初心、 政権交代を目指して熱く燃えた日々、 与党の新人議員としてできる限り現場主義でと奮闘した思いを忘れず、 今後とも全力を注いでまいります。

 急な決断とご報告になり、 お世話になった方々に相談させていただく時間が作れなかったことが心残りですが、 ご理解いただければ幸いです。 維新の改革に賛同してくださる方々と一緒にさらに改革を進めてまいります。 志ある方々の参加を、 お待ち申し上げます。