看護学博士課程を新設 和歌山県立医大
県立医科大学(和歌山市紀三井寺、 板倉徹学長)の大学院保健看護学研究科に、 来年4月から博士課程が新設されることが決まった。 18日付で文部科学省が認可した。 入学定員3人、 収容定員9人、 修業年限3年。
同大は平成16年に保健看護学部、 20年に大学院保健看護学研究科修士課程を設置。 ことし5月に博士課程の認可申請を行っていた。
認可について板倉学長は 「県における唯一の看護系大学として学部、 修士、 博士と完成したことから大学としての使命を十分果たす必要性を痛感している」 とコメント。 仁坂吉伸知事も 「より高度な能力と豊かな見識を有する人材を育成していただくことで、 本県の保健・看護・医療の水準がより一層高まることを期待したい」 とのコメントを発表した。