元旦、2100人つれもて歩く 和歌山城

 元朝の和歌山城周辺を歩き、 走る和歌山市主催の 「第34回新春つれもて歩こう走ろう会」 が1日に開かれ、 スタートに先立って、 開催まで1000日を切った 「紀の国わかやま国体」 のカウントダウンボードの除幕式が行われた。

 初日の出が空を染めていく午前7時に開会し、 砂の丸広場に約2100人の市民が集まった。

 カウントダウンボードは南海和歌山市駅に設置するものを市民の前でお披露目。 高さ1・9㍍、 横2㍍、 トーチを掲げる国体マスコット 「きいちゃん」 (高さ70㌢)の横に国体開催までの残り日数が電光表示される。

 序幕は国体和歌山市実行委員会会長の大橋建一市長と原一起市教育長、 歩こう走ろう会参加の小学生3人の手で行われ、 電光板に998の表示が灯ると、 拍手が沸き起こった。

 大橋市長は 「和歌山市では国体の16の種目が行われ、 全国からたくさんの人が来る。 市民みんなで心を込めておもてなしする機運を盛り上げていきたい」 とあいさつした。

 除幕式の後、 参加者は準備体操をし、 追廻門(おいまわしもん)から一斉にスタート。 爽やかな元旦の空気や景色を楽しみながら、 和歌山城の周回コースをそれぞれのペースで歩き、 走り、 心地よく汗を流していた。

 カウントダウンボードはJR和歌山駅にも設置された。