和商、耐久に圧勝 3回戦へ

 第95回全国高校野球選手権記念和歌山大会は大会7日目の18日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で2回戦3試合があり、第3試合で和商が耐久に14―4で圧勝。3回戦へと駒を進めた。

 〔第3試合〕

和 商 3 3 3 0 0 0 0 5 14
耐 久 1 0 0 0 3 0 0 X 4

(8回コールド)
 〔和〕西居、山本―岩田〔耐〕服部、林、岩上―武田▽本塁打=中尾龍、中尾健(和)▽3塁打=山田、斎藤(和)▽2塁打=芝村、山田(和)東、武田(耐)

 和商は初回、無死3塁の好機に瀬田がスクイズを決めて先制。さらに、中尾龍、中尾健の連続本塁打で加点した。2回、3回にも3点ずつを加えリードを広げると、8回には5点を奪いダメを押した。投げては西居、山本の継投で耐久の反撃をしのいだ。

 田中監督は「胸を借りていいゲームをしたい」と次戦の箕島戦に向け意気込んだ。