東山東小3年生が最優秀 案山子めぐりコンテスト
和歌山市山東地区で開催中の「紀州・山東 案山子(かかし)めぐり」のコンテスト小学生以下の部で、東山東小学校(青木茂生校長)3年生の作品「親子のきいちゃん」が最優秀賞に輝いた。昨年に引き続き2年連続の受賞となった。
案山子めぐりは「山東まちづくり会」(湯川正純会長)が主催でことしで3回目。20体の応募があり、都市青年会議で同地区を視察に訪れた9人を含む18人が審査に当たった。
3年生は昨年の経験を生かし、児童が主体となりかかし作りに取り組んだ。紀の国わかやま国体のマスコット「きいちゃん」をテーマに制作。一人ひとりがミニきいちゃんを作り、巨大な親きいちゃんの腕からぶら下げた。
有馬志乃里ちゃん(8)は「2年連続の最優秀賞でうれしい」、高岡美咲ちゃん(9)は「シーツの中にわらを詰めたのが工夫したところ。大きなきいちゃんの目や鼻を作るのが難しかった」、中野敬大君(9)は「4年生でも3連覇したい」と喜んだ。
担任の速水みち代教諭は「みんなで協力して一つのものを仕上げ、受賞できてよかった。みんなの力です」と話していた。
応募のあったかかし20体は、四季の郷公園周辺の田んぼに11月2日まで飾られている。
小学生以下の部の優秀賞と一般の部の結果は次の通り(敬省略)。
【小学生の部】優秀賞=「2年生なかよしかかし」東山東小2年生
【一般の部】最優秀賞=「かわいい子牛」奥野幸子▽優秀賞=「モンキー」山田修司、「和歌山きいちゃんとオリンピック」粂田綾子▽入選=「収穫祭」吉川明美、「収穫祭」仲良し三人組