ぬくぬく「未」の絵馬奉納 柿本神社

 海南市日方の伊勢部柿本神社(塩﨑昇宮司)に26日、来年のえと「未(ひつじ)」のジャンボ絵馬(縦180㌢×横270㌢)が奉納された。

 昨年に続いて、ことしも近くで絵画や陶芸などの教室を開く「アトリエ7つの音」が絵馬を制作。一つひとつ表情の違う40頭以上の羊が、同じ方向に向かって草原を走っている様子を描いている。

 この日、塩﨑宮司(47)による神事の後、氏子らが境内の参集殿に取り付けた。来年、年男を迎える塩﨑宮司は「ふかふかの羊がたくさん描かれ、アニメーションのように今にも動き出しそう。羊のようにぬくぬくとした一年になれば」。7つの音の山崎規行さん(41)は「人と人とのつながりが希薄になりつつある現代。一つの願いに向かって走っている羊を描いています。羊から元気をもらって」と話していた。

奉納されたジャンボ絵馬

奉納されたジャンボ絵馬