小学校名も「伏虎」に決定 小中一貫校
和歌山市立城北小学校用地に平成29年4月の開校が予定されている伏虎中学校区小中一貫校の小学校名が「市立伏虎小学校」に決定した。市立伏虎中学校は設置場所変更の手続きを行い、学校名を残す。
学校名の選定は、昨年6月に児童生徒、周辺住民らから公募した上で、伏虎中学校区学校適正規模化推進協議会で協議し、同9月に教育委員会で承認された。両学校の統一的な愛称は「市立伏虎小中学校」と決めた。
応募段階では、「紀州」「紀の国」「城下町」などのネーミング案もあったが、市のシンボルである和歌山城の虎伏や、伏虎中学校の伝統が受け継がれた。
公表された一貫校新校舎の特徴は、5階建てで、防災のために体育館を3階に設置する。また、一貫校のメリットを生かすため、小中の職員室を一つにして教職員間の連携を図る。
学習面では、地域の問題などを仲間と解決するための探究学習をする「わかやま学(仮称)」の創設や英語学習の充実強化が図られる。
新校舎建設はことし7月から開始される予定。