初の永年勤続表彰も 県訪問介護事業所協

 県訪問介護事業所協議会(島由佳子会長)の平成27年度総会が19日、和歌山市北出島の県勤労福祉会館プラザホープで開かれ、初の永年勤続表彰が行われた。

 同一事業所で長年勤務している訪問介護員らの労をねぎらい、引き続き活躍してもらおうと、10年以上勤続している人を対象に実施。本年度は15人が受賞し、島会長から一人ひとりに表彰状が手渡された。

 受賞者を代表して、勤続14年3カ月の上門恭子さん(ヘルパーステーションホース)が「続けてこられたのは社長やスタッフのみんなのおかげ。初心を忘れずに頑張っていきます」と謝辞を述べた。

 総会には74事業所が参加し、島会長は「県の訪問介護業界をけん引していく団体として発足し、12年目。少しでも地域づくりのお役に立ちたい」とあいさつ。議事では26年度事業報告などが行われ、役員改選では島会長が再任された。

 永年勤続表彰を受けたのは上門さんの他、次の皆さん。

 上杉光子(きび訪問介護センター)▽矢野美香、沖美奈子(以上串本町社会福祉協議会)▽打越大輔、堺千津子(以上ホームヘルパーU)▽鈴木明美、神人頼子(以上由良町社会福祉協議会)▽佐湖通代、二石初世(以上ケアーセンターひまわり)▽森澤恵美、松元紀子(以上美浜町社会福祉協議会訪問介護事業)▽松村礼子、小弓場智子(以上指定訪問介護センター春風)▽岩崎由希(ヘルパーステーションホース)

謝辞を述べる上門さん㊧

謝辞を述べる上門さん㊧