市高が接戦で那賀破る 高校野球2日目
第97回全国高校野球選手権和歌山大会は大会2日目の10日、和歌山市毛見の県営紀三井寺球場で1回戦の3試合があり、第1試合で市立和歌山が那賀を4―3で退け、2回戦に進んだ。
市立和歌山 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
那賀 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
〔市〕稲垣拓、栗栖―田中、古座〔那〕友部、尾上―川端▽本塁打=西山(市)川端(那)▽2塁打=杉本、橋本(那)
市立和歌山は初回、西山の先頭打者本塁打で先制すると、1死2、3塁と好機を演出し、田中が中前に適時打を放って2点を加点した。4回には2死2塁で、河﨑が左前打を運び加点した。投げては稲垣拓、栗栖の継投で那賀打線を3点に抑え、チームの勝利に貢献した。
半田監督は「3点を取ってから淡白な攻撃になったが、栗栖がコントロールよく、粘り強く投げてくれた。まずは守備からいい試合をつくりたい」と話した。
那賀は3点を追う3回、杉本の左越え2塁打と中村の右前打で2点、4回には川端の本塁打で1点を返上。その後も好機をつくったが、あと一本が遠かった。