3高生徒が交通安全ポスター作製 岩出署

岩出署は、管内の貴志川、粉河、那賀の3高校の生徒の協力を得て「交通安全」をテーマとしたポスターを作製した。事故が多発している国道24号沿線の店舗などに掲示し、交通事故の防止を呼び掛ける。
同署によると、管内では9月28日までに人身事故が371件発生し、現場の3割弱が国道24号線上であることから、秋の全国交通安全運動の取り組みとして、3校にポスターの作製を依頼した。
29日、制作に協力した貴志川高2年の木下瑠菜さん(16)と田優希さん(17)、粉河高1年の川口智香さん(16)と將口愛菜さん(15)、那賀高2年の野間帆乃珠さん(17)に対する感謝状の贈呈式が同署で行われ、寺園勝人署長が5人に感謝状と記念品を手渡した。
その後、署員と生徒らは岩出市西野のスーパーオートバックス岩出店を訪れ、自転車を運転しながらの携帯電話使用の危険性などを訴えたポスターを店内に張り付けた。
將口さんは「ポスターを見て、交通ルールを守ってもらえたらうれしい」と話していた。
生徒が作製したポスターは、約400枚を各店舗や交番などに配布する。

感謝状贈呈式に参加した皆さん

感謝状贈呈式に参加した皆さん