この秋チューリップリレー開始 桐蔭中
本年度から「チューリップリレー」を始めるに当たり、桐蔭中学校(和歌山市吹上、岸田正幸校長)の文化、整美両委員会の生徒約20人は27日、チューリップリレーに詳しい県立きのくに青雲高校の村崎隆志教頭を迎え、講義を通して知識を深めた。
チューリップリレーは、秋に花壇に球根を植え、来年5月ごろに咲き終わった球根を掘り起こして保存。その後、新たな人の手によって再び球根を植え、チューリップを通して交流を深める。
村崎教頭は、これまでに県立和歌山高校や県立和歌山工業高校でチューリップリレーを行っており、ことしで植え始めて20年目。桐蔭中の文化・整美委員が今月2日に花壇の手入れをしている姿を見て、同校の尾﨑弘和教頭に話をしたのがきっかけとなり、桐蔭中で初めてチューリップリレーが始まることになった。
講義で村崎教頭はこれまでの体験や、球根を植えるこつなどを委員に伝えた。
整美委員長で2年生の中谷壮汰君(14)は「今回の講義は第一歩。みんなでやっていきたい」と話していた。
チューリップリレーは桐蔭中・高の第3棟南側の花壇で11月中に始め、生徒が世話を行う。