県が優良工事を表彰　26年度完成の10社に

　県発注の工事のうち、平成２６年度に完成した優良工事をたたえる表彰式が１３日、県庁正庁で行われ、仁坂吉伸知事が県内１０社の代表者と担当技術者に表彰状を贈った。

　県内建設事業者の技術力向上に向けて１６年度から実施している表彰制度で１２回目。品質、出来栄えなどが優れ、他の模範となる工事を対象としている。

　式では国歌と県民歌を斉唱した後、仁坂知事が一人ひとりに表彰状を手渡し、「立派な工事に県民を代表してお礼を申し上げる。今後も技術力向上に取り組まれ、他の模範となる工事を」と式辞。受賞者を代表して三友工業（和歌山市）の矢部昌俊代表取締役社長が、「日頃の品質向上への努力を認めていただき、多くの技術者へ勇気と誇りを与えていただいた。今後もご指導、ご鞭撻を」とあいさつした。

　受賞者は次の通り（会社名、代表者、担当技術者の順、敬称略）。

　池田土木（みなべ町）池田智昭、佐々木進▽伊藤工務店（高野町）爪ケ平学、松本真治▽上浦組（新宮市）大前忠嗣、宮野悦次▽三友工業（和歌山市）矢部昌俊、林篤志▽タニガキ建工（紀美野町）谷垣和伸、中村匡伸▽土谷組（和歌山市）土谷正康、土谷礼生▽光建設（田辺市）大﨑光登、森光春▽人見建設（串本町）人見健一、同▽丸山組（海南市）久保利夫、中西弘樹▽豊工業所（和歌山市）久保晋典、稲永伸一

仁坂知事㊨から表彰される受賞者